2012年9月17日月曜日

ライオンたち

 ナイロビ国立公園は広さが117平方キロメートルしかないのに、ライオンが40頭以上います。ライオンは絶滅の危機に瀕しているといわれていて、アフリカ大陸に2000頭しかいないといわれています。それなのにここには40頭以上も。そしてこの季節、たくさんの子供たちもみることができます。いったい何頭いるのか。

 ライオンたちは、主にヒゲの付け根にある黒い斑点の数と位置で個体識別をします。よくみると顔もぜんぜん違います。





 雨季は、ライオンの餌となる草食動物が国立公園の外に出て行ってしまうので、彼らを追いかけてライオンたちも公園の外に出て行ってしまいます。そのとき、近くに家畜を見つけると、それを食べてしまい、家畜に依存して生活している人々たちとの間に軋轢が生まれてしまいます。野生動物と人々の問題は深刻化しています。


 
 先週あたりから、公園内でライオンをよく見かけるようになりました。草食動物たちも公園の中に戻ってきたようです。