2009年にこのパークでヒョウを探し始めたころ、
林の中にある池に、いつもカンムリヅルの夫婦がいました。
鳥は、けっこう一夫一婦が多いそうです。
池の真ん中の中州で交代しながら卵をあたためているようでした。
2月の終わりごろだったと思うけど。
だいたい、卵を抱いているのかな?と思ってから20日くらいで、
3匹の茶色い、親とは似ても似つかない子供が生まれました。
ちょうど、イノシシの子供がウリボウと呼ばれる時の、
あのような模様があるんです。
3匹は、池を泳いだり元気な様子でしたが、1匹減り、2匹減り、
とうとう最後の1匹の姿も見ることがなくなりました。
ジャッカルなどに食べられてしまったようでした。
それから1年後2010年、なんと1匹は生き残っていたのでした!
まだ少し茶色が残っていました。親と3匹で歩いていました。
うれしいかぎりです。
それからまた1年、
なんと、池にまた夫婦が卵を温めていました!
今度は何匹のヒナが孵るのかな~楽しみです。